フルスポ出たらしいので。

https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/core-set-2021

紙やる機会なさすぎてイコリア発売されたのついこの前じゃん…ってなってる。
大体EDH視点。
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・《高山の番犬》
かわいい。

・《バスリ・ケト》
この…もっとこう…何か…なかったんですかね…?
やってることがエルズペスと丸被りだし同じ聖騎士だし、防御に寄せたデザインはテヨがいるし同じ太陽が二つある砂漠の次元出身だし、オケチラを信仰してる設定の割にはサムトが頑張ってるのにアモンケットの復興には手も貸さず各地をうろついてるっぽいし、というか+1/+1カウンターと自ターン終了時まで破壊不能を撒く能力もタップ状態で攻撃してるトークンを生成する能力も全く防御的なデザインではないし、その+1/+1カウンターもアモンケットらしいかと言えばそうでもない。
あと顔がウェカピポの妹の夫。
掘り下げるならテヨとか放浪者でも良かったでしょ…。
何よりデザイン秘話のこの一文が気に入らない。
https://mtg-jp.com/reading/translated/0034042/
>もしプレインズウォーカーになれるなら、トラウマから旅を始めたくはありません。
貴方は、このゲームをプレイする我々は皆、プレインズウォーカーではなかったのか?

・《外交官、マンガラ》
白では貴重なドローソース。
結構引けそうだが受け身…どうかなぁ。

・《群れを導くもの》
かわいい。FTが最高にかわいい。

・《やんちゃな犬》
かわいい。
白単でキッカーなしにcipで置物割れる生物はこの子が初。

・《歴戦の神聖刃》
2マナでタップ不要の白い共鳴者。
同じく2マナの《巡視犬》や《訓練されたプロングホーン》、1マナの《不屈の部族》が既に存在するが、破壊不能が何かに役立つことはある…かもしれない。

・《無私の救助犬》
かわいい。しなないで…。

・《トレイリアの大魔導師、バリン》
《抹消》の人。瞬速が欲しかった…というのは欲張りすぎか。

・《大慌ての棚卸し》
《蓄積した知識》の亜種…というよりは名前的にもインスタント版《棚卸し》と呼んだ方が正しいか。
EDHでの出番はないが、コモンなのでそっちの出番はありそう。

・《幽体のこそ泥》
第一印象は百合子、次に浮かんだのが《悪名高き群れ》。
神啓の方はやや重い。

・《真実の視認》
ソーサリー版《予期》。ただし手札以外から唱える3枚とも手札へ。
エルシャや死の国辺りと組み合わせると強く使えそう。

・《難破船の探知者》
《古術師》の亜種。
5/3/3果敢持ちで、《秘密の回収者》や《イゼットの時術師》まで採用してるデッキなら選択肢になりうるか。

・《時の支配者、テフェリー》
めちゃくちゃ硬いルーティング装置。
そのままだとアドは稼げないので、リエールとかムルドローサ辺りの捨てたカードも再利用できるデッキで使いたいですね。
奥義が《偏向はたき》されないのも優秀。

・《悪意に満ちた者、ケアヴェク》
《魂の裏切りの夜》内臓のエ虐生物。
統率者としては個性がないしBG系でも使えないし、黒赤もマナ加速が弱い組み合わせで4マナで出してる暇ないしで微妙そう。
60枚構築ではエンチャントの方が採用実績あるので、環境次第では出番があるかもしれない。

・《リリアナの軍旗手》
3/3/1瞬速、cipでこのターン死んだ自クリーチャーの数だけドロー。
ライフルーズがなく、トークンもカウントするのが優秀。
例によってプローシュやバルソーがアホほど引ける。

・《深淵への覗き込み》
ライフ半分と引き換えにデッキを半分ドロー。
デメリットも軽いし通れば大体勝てるでしょ。
《偏向はたき》されそうですが…。

・《薄暮薔薇の棘、ヴィト》
《血なまぐさい結合》内蔵の伝説生物。
ケアヴェクと違ってこっちは《極上の血》と1枚コンボなので、統率者としての選択肢にはなる。

・《チャンドラの焼却者》
対戦相手に戦闘以外で与えたダメージの分だけコストが軽くなる6/6/6トランプルのエレメンタル。
同じ条件でその対戦相手がコン卜ロ一ルする生物かPWに火力が飛ぶ。
旧パーフォロス辺りだと爆速で出てきて盤面を更地にするし、雑に《稲妻》や《裂け目の稲妻》辺りから早いターンに出てくるのも脅威。
結構つよくない?

・《人目を引く詮索者》
キキジキコンボが話題のゴブリン。
徴募兵でコイツ、速攻付与、キキジキと積んで無限コピー、最後は狂信者で全部爆破…というのが大まかな流れらしい。
パーツは多いもののキキジキ以外は手札に来てしまってもよく、速攻付与やフィニッシュ手段は何種類か選べるのも◎
徴募兵が禁止されてるモダンやレガシーでも《ボガートの先触れ》で似たようなことが可能。
もともと《修復の天使》採用してまでやってたくらいだし、今後も見かけることはあるんじゃなかろうか。

・《焦熱の解放》
与えるダメージが3倍になる知能指数5くらいのエンチャント。
生物でないのが惜しいが、パワー7以上あるジェネラルならワンパンできるように。
置いた後は速やかにゲームを決めましょう。さもなくばマナクリプトから9点くらって死ぬ。

・《タルジーディの隊商、スビラ》
テフェリーの奥さん。赤いエドリック。
ただ首を刎ねる追加ターンしかないから何とも…。

・《峰の恐怖》
《雷破の執政》と《ヴァルカスの災い魔》を足した感じのドラゴン。
イラストを見るにドミナリア産かな?
ストーム4の《ドラゴンの嵐》でコンバットを介さず120点飛ぶようになった…が、赤単でワールドゴージャーを使うのは相当な勇気がいるなってのが正直なところ。
コラガンやカーサスを採用できる色なら《ヴァルカスの災い魔》の方が最大値は大きいが、ドラゴン以外のファッティを擁するカーリアや山背骨とかはこちらの方が相性がいい。
いやドラスト算ほんとにめんどくさいっすね…何もわからん。

・《異形化》
赤い《変身》。
ただノンクリにしやすい青単とは違い、赤単は恐喝者とか背信者がいるため同じような運用をするのはきびしい気も。

・《長老ガーガロス》
緑の悪斬めいて能力モリモリな神話ビースト。
書いてあることは強い、が、場に出た時点では仕事をしないのであまり活躍できそうな印象を持てないのが正直なところ…。
ところでガーガロスって何?

・《猫の君主》
プレビューの初日を寄り添う犬と猫が飾ったのに、こんな、こんなこと…ある!?
プロテクション犬て…銀枠じゃないんだぞ…。
まぁロードかつ置物破壊も持ってるのは優秀ではある。
初めて組むedhのデッキにアラーボを選ぶ人も多いらしく、この子は採用されそう。

・《解き放たれた者、ガラク》
ついに緑単となったガラク。
病み上がりなもんで…今思うとめちゃくちゃ強かった初代の土地アンタップってガラクらしくないですね。

・《ガラクの蜂起》
自軍クリーチャーへのトランプル付与と、パワー4以上の生物が場に出るたび1ドロー。
この手のカードはちょいちょい刷られつつもどれもあまり使われてこなかった。
後引きしても1ドローくらいはできるという点でそこそこ…という評価。

・《ラノワールの幻想家》
《ラノワールのエルフ》と《エルフの幻想家》をそのまま足した生物。
これを刷っていいなら、3マナでアンタップインのcipキャントリップ付きマナファクトも大丈夫じゃないですか?

・《気難しいディロフォサウルス》
これ接死持ってるの、初代ジュラシック・パークのオマージュですよね!?
エリマキをばっ!と広げてデブが毒吐かれるシーンだいすき。

・《議事会の導師》
鱗の流れをくむ2/2/2。
このメカニズムは毎回結果を残してきてるので(ですよね?)、こいつも期待できそう。

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ざっくり。
これは!と目を引くものには欠けるが、Tier上位でないデッキの強化パーツだったり妙に高かったカードの再録だったりと良質なラインナップだった。

M21実装と時を同じくして統率者が死亡、または追放された際の挙動が変更。
統率領域に置換されるのではなく、いったん墓地や追放領域に置かれた後、条件起因処理によってオーナーは統率者領域に移動できるようになった。

これによって《アラーラの子》や神河ドラゴンサイクルとかが死亡誘発を使えるようになった。
RIPが置かれてると誘発しないのは同じ。
場を離れるまで一時的に追放するエンチャントの類が統率領域を追跡しなくなったのも覚えておいた方がよさそう。

今まで無いのに慣れてたぶん戸惑いはあるけど、個人的には可能性を広げる良い変更だと思いました。

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