いつものメモ。

通常版はこっち↓
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/zendeikanoye-ming-ke-2020-09-02

絵違い版はこっち↓
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/zendikar-rising-variants

リリースノート↓
https://magic.wizards.com/ja/node/1509097
────────────────

・《エメリアのアルコン》
強烈なヘイト生物。
本体スペックも優秀だが、タヤム的には飛んでない方がうれしかったかな。

・《フェリダーの撤退》
宇宙猫みたいなイラストが何とも…。
生物除去で対処されない、マナが要らないとフィニッシャーとしての性能は足りてそう。60枚構築なら出番はあるか。

・《スカイクレイブの亡霊》
追放が永続なため、使い勝手は《忘却の輪》とかよりソーサリーのが近そう。
他の万能除去とはパーマネントである点で差別化したい。

・《団結の標、タズリ》
生きてたの…ちょっと前までアナタの物語の終わりの巻き添えにされて大変だったんですよ…。
色を揃えずとも起動できるとはいえ、パーティを連れてきてどう勝てばいいのか自分にはちょっと思い浮かばなかった。
《概念泥棒》でも持ってきて、7ドロー連打で雑に寿司握るとか…ウーン。

・《怒り狂う島嶼、キャリクス》
オタクは馬鹿みたいなP/Tが好き。
Bundle プロモ版はロートスと同じ絵師。今度は真っ二つにされないといいね。

・《一枚岩の防衛》
軽い打ち消し。パーティが1人でもいれば《呪文貫き》相当に。
レガシーの感染や、EDHでもティムトラならワンチャン出番ありそう。

・《当惑させる難題》
ブレイゴ向けのゴミ。
ランパンを咎める妨害って結構貴重なのでうれしい。

・《海門の嵐呼び》
デモコン寿司。
コピーできる範囲が狭いので悪用には頭ひねる必要がある。
イナーラに組み込んでごちゃごちゃしてみたい。

・《泥棒スカイダイバー》
マナファクト泥棒。2/2/1飛行のボディがえらい。
《沿岸の海賊行為》系を使うデッキなら採用しそう。

・《切望の報奨》
ティムトラが並んでても3マナは厳しいか。
パーティを揃えたボーナスは魅力的だが、EDHで戦士ってあまり見かけない気がする。ナジーラとか?

・《悪魔の信奉者》
《肉袋の匪賊》みたいなやつ。こっちは人間・クレリック。
種族の違いで出番はあるかもしれない。

・《大群への給餌》
黒のエンチャント破壊。何気に生物除去としても優秀。
割れるのがエンチャントだけなら微妙だったけど、これなら色次第で積極的に採用したい。

・《夜鷲のあさり屋》
そういや《吸血鬼の夜鷲》もゼンディカー出身でしたね。
大抵のデッキで使うであろうフェッチ+ハンデスで何か落としてパワー3以上にはなりそうと思えば、概ね上位互換。

・《スカイクレイブの災い魔》
戦場以外ではP/Tを0として扱うが、計算する際は負の値を用いることがある(CR107.1b)。
そのためネスロイで釣る対象を水増しすることが可能。
何を釣るかを決めたあとライフが変動しても不発に終わることもないです。
こういう特定のジェネラル専用みたいなカードは好き。

・《希望の死、タボラックス》
タヤム使いは喜んでるらしいです。
あのデッキ、一応クレリックは《議事会の導師》がいるか。

・《浄化の野火》
ランデスカードもここまで来た。
パウパーエアプだけど、コモンだしトロンに対してサイドに忍ばせることはある…のか…?どうなんですか有識者。

・《力線の暴君》
マナを持ち越すことで疑似的なマナ加速を期待したい。
既存カードだと《凶暴な熱口》が近いか?
赤単にせよ赤緑+αにせよ、出るマナって大体無色か緑かで見た目ほど貯まらない感じがする。
プローシュで《食物連鎖》から誰かに500000000点ブチ込むのは楽しそうですけども…。
初代オムナスと同様、《魂の洞窟》や《食物連鎖》から出たマナはその性質ごと保持するのを覚えておくこと。

・《マグマの媒介者》
赤いルーターって捨ててからドローだったけど、2枚掘れるのはえらい。
土地もプレイできるし起動するなら自ターンかな?
コントロールのサイドから出てきて2/4/4でどついてくるのも強そう。絵もいい。

・《アクームの怒り、モラウグ》
戦闘フェイズ化追加されるのはメインフェイズの上陸のみであるのと、戦闘前メインで上陸しても通常の戦闘フェイズ前にアンタップはされないのとで見た目の派手さ以上に扱いが難しい。
こいつ自身をジェネラルとするよりは、緑を足すなりしてひとつ目の能力と併せ打点を加速させるのが良さげ。

・《ナヒリの石成術》
赤い《風景の変容》みたいなやつ。
コルヴォルドがアホみたいな枚数ドローする。

・《タクタクの瓦礫砦》
生きてる《熱情》。
赤単で攻撃強制のデメリットもないのは◎

・《古の緑守り》
《ラムナプの採掘者》が太ったら土地のcipが倍になった。
バウンスランドや《睡蓮の原野》の誘発も2倍になる。
タトヨヴァとかのお供に。

・《野生の魂、アシャヤ》
生物軸のデッキなのに《サイクロンの裂け目》が効かないのは際立つ個性。
月を貼られるとバグるのも個性的。

・《水蓮のコブラ》
その胸の模様、何…。

・《硬鎧の大群》
+1/+1カウンターで群れが大きくなる様を表現していた《硬鎧の群れ》が、まんま本人が増えるテキストになって帰ってきた。
頭数を稼ぎたいときに出番はあるかもしれないが、トークンの管理が滅茶苦茶面倒。

・《古参の冒険者》
FTが好き。これで勝つる!

・《恐れなき探査者、アキリ》
最近脳筋を卒業しつつある赤白のジェネラル。
サイドストーリーを読んでください。
https://mtg-jp.com/reading/ur/ZNR/0034323/

・《スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ》
中身(トークン)が非常にキモい。
伝説だけど重ね引きしても無駄にはなりにくいのはえらいと思う。
タヤムと《アシュノッドの供儀台》とこれで無限。

・《創造の座、オムナス》
4枚目のオムナス。そこそこ優秀な食物連鎖ジェネラルって印象。
3回目の上陸誘発でプレイヤーに飛ばないのが惜しい。

・《トリックスター、ザレス・サン》
ニンジャ!?
悪ではない青黒の人物として、そういう表現をしてくるか…と思わず唸ってしまった。
サイドストーリーを読んでください。
https://mtg-jp.com/reading/ur/ZNR/0034323/

・《見捨てられた碑》
バサルトモノリスで無限マナ。
2枚目のブライトハースとして採用するのは無理があるが、無色ジェネラルは飛び上がって喜んでそう。

・《石成エンジン》
2枚目の《ストリオン共鳴体》…に何かいろいろ付いてきた。
いずれの能力もタップが必要で、リターン相応に必要なマナも重い。
名前に"エンジン"なんて冠してるから身構えてしまうけど、どうよ?
いやブレイゴには即採用ですけども…。

・《予備物資》
ブレイゴ向けのゴミ。
タップインで鉄線のコストに充てたりは出来ないのをどう見るか。

・《エメリアの呼び声》
MDFC神話レアの白。
出てくるトークンに破壊不能が付与されないのが惜しい。

・《玻璃池のミミック》
《鏡像》の上位互換。出番があるかは知らない。

・《海門修復》
MDFC神話レアの青。
マゴーシは…追加ターンは?どこ?
この重さでソーサリーで、手札を吐き切った状態で使えるわけでもないってのは流石にまともに唱える気にはなれない。
《島》と置き換えようにも《神秘の聖域》がチラつく。
いやブレイゴでは使うんですけども…。

・《アガディームの覚醒》
MDFC神話レアの黒。
こっちは沼と1枚差し替えて問題なさそう。
黒いデッキなら腐りにくいだろうし。

・《マラキールの再誕》
この手のスペルは軽さが命なので1マナなのは本当に助かる。
ただ構えたいがゆえに土地として置きづらくて、いやMDFCである意味ないじゃん…ってなりそうなのが何とも。

・《髑髏砕きの一撃》
MDFC神話レアの赤。
やや重いが土地カウントできる火力としては破格。
赤単なら迷いなく採用できる。

・《ヴァラクートの覚醒》
イコリアで「任意のカードを手札からライブラリーの一番下に、それもインスタントタイミングでとなると(多分)他に例がない」みたいなことを言ってたけど、なんと任意の枚数ボトム送れるカードが来てしまった。
しかも手札が減らない。
ドラゴンストームでネックだった「使い捨てのマナ加速を採用していて息切れしやすいがドローはあまりしたくない」を解決してくれる夢のようなカード。

・《バーラ・ゲドの復活》
優秀…優秀だが…保険として握っておきたいがゆえ土地として置きづらくて、いやMDFCである意味ないじゃん…ってなりそうなのが何とも…。

・《変わり樹の共生》
MDFC神話レアの緑。
サイクルの中ではこれが一番重さが気にならなくて使いやすそう。

・《枝重なる小道》ほか
評価しあぐねてるサイクル。3色以上のデッキでは使いづらいかな?
残りの4枚はカルドハイムで収録らしい。
再録難しいだろうし何枚か確保しておいてもいいかもね。

────────────────
ブレイゴには大収穫!なセットだった。
ゴミの質も高まりTTすら抜けそうな始末。

新しいメカニズムとしてパーティとモードを持つ両面カードが登場。
後者とは今後も付き合いがあるようなので、TDFCやMDFCといった用語は覚えておいた方がよさそう。
https://mtg-jp.com/reading/mm/0034317/
パーティもD&Dが出てくるなら再録されるかな?

MDFCは点数で見たマナコストはオモテの面のみを参照するため、土地として場に出ているなら依然としてそのCMCはゼロである。変身することもない。

墓地や手札にあるときは第1面のみを参照するため、墓地からロームで回収したり、《モックス・ダイアモンド》のコストに充てたりするのは不可(両面土地ならok)。
《世界のるつぼ》や《ムル・ダヤの巫女》で墓地やデッキトップから土地としてプレイすることは可能。
…戦場かスタックにないなら第1面しか参照しないなら、同じく第2面が土地であるアズカンタとかのTDFCとの定義の違いはどこにあるんだろう。
左下にLand って書いてあるのがそれなのかな?

変容ほど複雑ではないとはいえ、変容よりは見かける機会が多いはずなのでルールは把握しておきたい。
間違ってたらご指摘オナシャス。

フルスポ出たらしいので。

https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/core-set-2021

紙やる機会なさすぎてイコリア発売されたのついこの前じゃん…ってなってる。
大体EDH視点。
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・《高山の番犬》
かわいい。

・《バスリ・ケト》
この…もっとこう…何か…なかったんですかね…?
やってることがエルズペスと丸被りだし同じ聖騎士だし、防御に寄せたデザインはテヨがいるし同じ太陽が二つある砂漠の次元出身だし、オケチラを信仰してる設定の割にはサムトが頑張ってるのにアモンケットの復興には手も貸さず各地をうろついてるっぽいし、というか+1/+1カウンターと自ターン終了時まで破壊不能を撒く能力もタップ状態で攻撃してるトークンを生成する能力も全く防御的なデザインではないし、その+1/+1カウンターもアモンケットらしいかと言えばそうでもない。
あと顔がウェカピポの妹の夫。
掘り下げるならテヨとか放浪者でも良かったでしょ…。
何よりデザイン秘話のこの一文が気に入らない。
https://mtg-jp.com/reading/translated/0034042/
>もしプレインズウォーカーになれるなら、トラウマから旅を始めたくはありません。
貴方は、このゲームをプレイする我々は皆、プレインズウォーカーではなかったのか?

・《外交官、マンガラ》
白では貴重なドローソース。
結構引けそうだが受け身…どうかなぁ。

・《群れを導くもの》
かわいい。FTが最高にかわいい。

・《やんちゃな犬》
かわいい。
白単でキッカーなしにcipで置物割れる生物はこの子が初。

・《歴戦の神聖刃》
2マナでタップ不要の白い共鳴者。
同じく2マナの《巡視犬》や《訓練されたプロングホーン》、1マナの《不屈の部族》が既に存在するが、破壊不能が何かに役立つことはある…かもしれない。

・《無私の救助犬》
かわいい。しなないで…。

・《トレイリアの大魔導師、バリン》
《抹消》の人。瞬速が欲しかった…というのは欲張りすぎか。

・《大慌ての棚卸し》
《蓄積した知識》の亜種…というよりは名前的にもインスタント版《棚卸し》と呼んだ方が正しいか。
EDHでの出番はないが、コモンなのでそっちの出番はありそう。

・《幽体のこそ泥》
第一印象は百合子、次に浮かんだのが《悪名高き群れ》。
神啓の方はやや重い。

・《真実の視認》
ソーサリー版《予期》。ただし手札以外から唱える3枚とも手札へ。
エルシャや死の国辺りと組み合わせると強く使えそう。

・《難破船の探知者》
《古術師》の亜種。
5/3/3果敢持ちで、《秘密の回収者》や《イゼットの時術師》まで採用してるデッキなら選択肢になりうるか。

・《時の支配者、テフェリー》
めちゃくちゃ硬いルーティング装置。
そのままだとアドは稼げないので、リエールとかムルドローサ辺りの捨てたカードも再利用できるデッキで使いたいですね。
奥義が《偏向はたき》されないのも優秀。

・《悪意に満ちた者、ケアヴェク》
《魂の裏切りの夜》内臓のエ虐生物。
統率者としては個性がないしBG系でも使えないし、黒赤もマナ加速が弱い組み合わせで4マナで出してる暇ないしで微妙そう。
60枚構築ではエンチャントの方が採用実績あるので、環境次第では出番があるかもしれない。

・《リリアナの軍旗手》
3/3/1瞬速、cipでこのターン死んだ自クリーチャーの数だけドロー。
ライフルーズがなく、トークンもカウントするのが優秀。
例によってプローシュやバルソーがアホほど引ける。

・《深淵への覗き込み》
ライフ半分と引き換えにデッキを半分ドロー。
デメリットも軽いし通れば大体勝てるでしょ。
《偏向はたき》されそうですが…。

・《薄暮薔薇の棘、ヴィト》
《血なまぐさい結合》内蔵の伝説生物。
ケアヴェクと違ってこっちは《極上の血》と1枚コンボなので、統率者としての選択肢にはなる。

・《チャンドラの焼却者》
対戦相手に戦闘以外で与えたダメージの分だけコストが軽くなる6/6/6トランプルのエレメンタル。
同じ条件でその対戦相手がコン卜ロ一ルする生物かPWに火力が飛ぶ。
旧パーフォロス辺りだと爆速で出てきて盤面を更地にするし、雑に《稲妻》や《裂け目の稲妻》辺りから早いターンに出てくるのも脅威。
結構つよくない?

・《人目を引く詮索者》
キキジキコンボが話題のゴブリン。
徴募兵でコイツ、速攻付与、キキジキと積んで無限コピー、最後は狂信者で全部爆破…というのが大まかな流れらしい。
パーツは多いもののキキジキ以外は手札に来てしまってもよく、速攻付与やフィニッシュ手段は何種類か選べるのも◎
徴募兵が禁止されてるモダンやレガシーでも《ボガートの先触れ》で似たようなことが可能。
もともと《修復の天使》採用してまでやってたくらいだし、今後も見かけることはあるんじゃなかろうか。

・《焦熱の解放》
与えるダメージが3倍になる知能指数5くらいのエンチャント。
生物でないのが惜しいが、パワー7以上あるジェネラルならワンパンできるように。
置いた後は速やかにゲームを決めましょう。さもなくばマナクリプトから9点くらって死ぬ。

・《タルジーディの隊商、スビラ》
テフェリーの奥さん。赤いエドリック。
ただ首を刎ねる追加ターンしかないから何とも…。

・《峰の恐怖》
《雷破の執政》と《ヴァルカスの災い魔》を足した感じのドラゴン。
イラストを見るにドミナリア産かな?
ストーム4の《ドラゴンの嵐》でコンバットを介さず120点飛ぶようになった…が、赤単でワールドゴージャーを使うのは相当な勇気がいるなってのが正直なところ。
コラガンやカーサスを採用できる色なら《ヴァルカスの災い魔》の方が最大値は大きいが、ドラゴン以外のファッティを擁するカーリアや山背骨とかはこちらの方が相性がいい。
いやドラスト算ほんとにめんどくさいっすね…何もわからん。

・《異形化》
赤い《変身》。
ただノンクリにしやすい青単とは違い、赤単は恐喝者とか背信者がいるため同じような運用をするのはきびしい気も。

・《長老ガーガロス》
緑の悪斬めいて能力モリモリな神話ビースト。
書いてあることは強い、が、場に出た時点では仕事をしないのであまり活躍できそうな印象を持てないのが正直なところ…。
ところでガーガロスって何?

・《猫の君主》
プレビューの初日を寄り添う犬と猫が飾ったのに、こんな、こんなこと…ある!?
プロテクション犬て…銀枠じゃないんだぞ…。
まぁロードかつ置物破壊も持ってるのは優秀ではある。
初めて組むedhのデッキにアラーボを選ぶ人も多いらしく、この子は採用されそう。

・《解き放たれた者、ガラク》
ついに緑単となったガラク。
病み上がりなもんで…今思うとめちゃくちゃ強かった初代の土地アンタップってガラクらしくないですね。

・《ガラクの蜂起》
自軍クリーチャーへのトランプル付与と、パワー4以上の生物が場に出るたび1ドロー。
この手のカードはちょいちょい刷られつつもどれもあまり使われてこなかった。
後引きしても1ドローくらいはできるという点でそこそこ…という評価。

・《ラノワールの幻想家》
《ラノワールのエルフ》と《エルフの幻想家》をそのまま足した生物。
これを刷っていいなら、3マナでアンタップインのcipキャントリップ付きマナファクトも大丈夫じゃないですか?

・《気難しいディロフォサウルス》
これ接死持ってるの、初代ジュラシック・パークのオマージュですよね!?
エリマキをばっ!と広げてデブが毒吐かれるシーンだいすき。

・《議事会の導師》
鱗の流れをくむ2/2/2。
このメカニズムは毎回結果を残してきてるので(ですよね?)、こいつも期待できそう。

────────────────
ざっくり。
これは!と目を引くものには欠けるが、Tier上位でないデッキの強化パーツだったり妙に高かったカードの再録だったりと良質なラインナップだった。

M21実装と時を同じくして統率者が死亡、または追放された際の挙動が変更。
統率領域に置換されるのではなく、いったん墓地や追放領域に置かれた後、条件起因処理によってオーナーは統率者領域に移動できるようになった。

これによって《アラーラの子》や神河ドラゴンサイクルとかが死亡誘発を使えるようになった。
RIPが置かれてると誘発しないのは同じ。
場を離れるまで一時的に追放するエンチャントの類が統率領域を追跡しなくなったのも覚えておいた方がよさそう。

今まで無いのに慣れてたぶん戸惑いはあるけど、個人的には可能性を広げる良い変更だと思いました。
便乗。
https://mtg-jp.com/reading/roncommander/0033983/

今もう一度覗いてみたら結構赤字で訂正されてて笑っちゃった。いや笑えないだろ!
テキストすら読めてないガバガバ太郎がルール変更する実権握ってたってマジ?
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Willbreaker / 意志を砕く者 (3)(青)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
対戦相手がコントロールするクリーチャー1体があなたのコントロールする呪文や能力の対象になるたび、あなたが意志を砕く者をコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。
2/3

はい。NTR竿役です。あの『マジック・オリジン』の。
本当に仲間に嫌われたいなら、《浄火の戦術家、デリーヴィー》と組み合わせてください。
どうでもいい余談ですが、プロテクション青を持つ生物は16体ではなく17体のようです。
この中でEDHで使われるやつって誰だ…?赤ローマくらいしかいなくない…?


Stupefying Touch / 麻痺の感触 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
麻痺の感触が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされたクリーチャーの起動型能力は起動できない。

ジェネラルを無力化しつつ場に釘付けにしておきたいとき重宝する1枚。
これも実質除去です(大嘘)。
ブリンク前提でのドローソースとしては剥がれやすいし色マナいるしで微妙なところ。


Kiora, Behemoth Beckoner / ビヒモスを招く者、キオーラ (2)(緑/青)
伝説のプレインズウォーカー — キオーラ(Kiora)
パワーが4以上のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。
[-1]:パーマネント1つを対象とし、それをアンタップする。
7

後引きしても困らないマナ加速という、デブ好き歓喜の1枚。
青くなけりゃプローシュでも使えたのに…。
初期忠誠度が7で起動コストも-1とやたらタフ。ファッティ多めなデッキになることもあってまぁ死なない。
絵違い版はAkifumi Yamamoto先生なので実質《コッコ・ルピア》です。
《魔天降臨》とか《スケルトン・バイス》の人って言えば伝わるかな。


Jace’s Archivist / ジェイスの文書管理人 (1)(青)(青)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ウィザード(Wizard)
(青),(T):各プレイヤーは自分の手札を捨て、その後、これによりプレイヤーが捨てたカードの枚数のうち最も大きいものに等しい枚数のカードを引く。
2/2

毎ターン《意外な授かり物》を撃てるマン。
マナ加速に手札吐いたり《黙示録》ぶっぱした後のリソース回復が主な用途だったが、最近《タッサの神託者》に割り込むという仕事が出来た。
ちなみに広げてる巻物は《ウギンの目》を示す地図らしい。


Fiendish Duo (4)(赤)(赤)
クリーチャー — デビル(Devil)
先制攻撃
いずれかの発生源が対戦相手にダメージを与えるなら、代わりにそれはそのプレイヤーにその2倍のダメージを与える。
5/5

Q. 誰?
A. Magic Game Night2019出身の双子のデビルです。
AVRギセラと比べると悲しくなるが赤白の殴りジェネラルはつまりそういうことなので、赤単だとこれで妥協するしかない。
英版foilしか存在しないのがちょっとだけ不満。ちょっとだけ。


Goreclaw, Terror of Qal Sisma / カル・シスマの恐怖、殺し爪 (3)(緑)
伝説のクリーチャー — 熊(Bear)
あなたがパワーが4以上のクリーチャー呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
カル・シスマの恐怖、殺し爪が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてパワーが4以上の各クリーチャーはそれぞれ+1/+1の修整を受け、トランプルを得る。
4/3

デブをサポートする熊。
恩恵を受けるのが獰猛と同条件なのがフレーバー的にも美しいですね。
殴りジェネラルは着地する速度が云々より、横並びするサクる用の生物やマナクリに阻まれもた…もた…することが多い(と思う)ため、トランプル付与はすごーく重宝する。


Volcanic Offering / 火山の捧げ物 (4)(赤)
インスタント
あなたがコントロールしていない基本でない土地1つと、対戦相手が選ぶあなたがコントロールしてない基本でない土地1つと、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体と、対戦相手が選ぶあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その第1者とその第2者を破壊する。
火山の捧げ物はその第3者に7点のダメージ、その第4者に7点のダメージを与える。

誰が何と言おうが《英知と追撃の宝剣》です。
スペルサイクリカよろしく連発したいところ。


Praetor’s Grasp / 法務官の掌握 (1)(黒)(黒)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからカードを1枚探し、裏向きで追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよいしプレイしてもよい。

マナクリプト拝借して加速するもよし、勝ち手段ぶっこ抜くのもよし、相手の手札を間接的に確認するもよし、非青のデッキで打消しを構えるもよし、他人の《Blacker Lotus》を引きちぎるもよし。
個人的にサーチスペルの中で一番好きな1枚。
ただし色マナはちゃんと払う必要があるので、5色土地とか忍ばせておくこと。
問題は顔合わせて卓囲んでないと非常に使いづらい点。
これを使ってdiscord EDHをめちゃくちゃにしよう!


Apex Altisaur / 頂点のアルティサウルス (7)(緑)(緑)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
頂点のアルティサウルスが戦場に出たとき、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。これはそれと格闘を行う。
激昂 ― 頂点のアルティサウルスにダメージが与えられるたび、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。これはそれと格闘を行う。
10/10

二度見するようなテキストを持つ暴力の化身。
特に緑単では貴重なクリーチャー除去として機能する…というか、《自然の秩序》辺りからさっさと出てこられると生物に人権がなくなりかねない。
余談ですが、アルティサウルスというのはブロントドンと同じく竜脚類モチーフ(っぽい)のMTGオリジナルの生物です。
こっちの世界における竜脚類、かつては水中で生活してただのキリンみたいな姿勢だっただの学説がころころ変わっており、現在は心臓の容量足りないだろってことで首を水平に伸ばした形で復元されることが多くなりました。
ただコイツはどう見ても100メートルはゆうにありそうなので、一説にある首の補助心臓とか持ってたりするのかもしれませんね。
研究が進むにつれ復元図がガラリと変わるのは、古生物の醍醐味であります。スピノサウルスは解釈違いでしたが…解釈違いでしたが!


Etali, Primal Storm / 原初の嵐、エターリ (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)
原初の嵐、エターリが攻撃するたび、各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。その後あなたは、それらのカードの中から望む数の呪文をそれらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
6/6
殴るたび全員のデッキトップからガチャを引く、エルダー恐竜サイクルの中では最もEDH向けなテキストであろうスピノサウルス。
水棲だったなら島渡りくらい付けていいでしょ。だめ?
《法務官の掌握》ほどではないがコイツもdiscord EDHを破壊しがち。
大体エターリをコントロールしてる側が奪ったパーマネントを忘れる。

────────────────
これで10枚。
いや20枚とか無理でしょ…負けでいいです。終わり終わり。

見返したら白いカード1枚もなかった。
EDH最弱の色は白ですが…。

実際に使ってる人しか分からないようなマイナーなカードの採用理由とかを知れるのは面白そう。
これ書くの流行らないかな。
久々に更新。

学生の頃から世話になった本屋が閉店したり、コロナ禍で紙をやる機会がなかったりとモチベを保つのが難しい昨今。
某O店、大変お世話になりました。


フルスポが出たので興味があるやつをメモ。
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ikoria-lair-behemoths
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/commander-2020-edition

今回は統率者2020も同時発売。
例によって大体EDH視点です。
────────────────

◆イコリア:巨獣の棲処

・《ドラニスの判事》
手札以外からのキャストを禁ずる2/1/3。
60枚構築的には瞬唱とか相棒とかその辺が対象になるんだろうか。
EDH的には禁止されると思ってるんだけど、どうなんでしょ。
ラワンは存命とはいえ、イオナすら禁止されたわけだし。。。

・《ラバブリンクの冒険者》
ネメシスもどき。
ミラディン剣と十手片方しか装備できなかったり、スタンでも奇数のテフェリーと偶数のニッサの土地に阻まれたりでイマイチに思える(手のひらセット)。

・《光明の繁殖蛾》
モスラ!
《厳粛》や《陽光浄化者》とのコンボが話題になった…が、こいつ自身が伝説じゃないからジェネラルには出来ないんですよね。
テーロスタイタンのcipを2倍にするとかは楽しそうなんだけれども。

・《偵察任務》
サイクリング付き《沿岸の海賊行為》。
差し替えになるか。

・《サメ台風》
ネタ全振りみたいな名前と絵からだいぶ強そうなテキストをお出しされて笑ってしまった。
EDHでは…《大渦の放浪者》も生物主体だしきびしいかなー。
60枚構築ではテフェリーにも対処できるしでわるくなさそう。
PW型のファイアーズとかで使えるなら面白そうね。

・《死住まいの呼び声》
3マナでCMC3を上限に2体リアニメイト。
セファリッド・ブレックファーストなら釣れる。

・《火の予言》
2マナ生物3点火力のインスタント呪文。
おまけの効果で、なんと手札を1枚デッキボトムに置いて1ドローする効果を持つ。
任意のカードを手札からライブラリーの一番下に、それもインスタントタイミングでとなると(多分)他に例がない。
グレンゾは喜びそう。

・《踏み穴のクレーター》
不特定マナひとつでサイクリングできる唯一のエンチャント。
4c横断デスシャドウが組めると友人が喜んでいました。誰とは言いませんが。。。

・《銅纏いののけ者、ルーカ》
小マイナスで《変身》っぽいことを狙える。
まぁ《分岐変容》でいいやってなるか。

・《巨大猿、コグラ》
キングコング!…ではない。
でも人間を攫ってる間は破壊不能を持つとか、明らかに意識はしてますよね。
人間限定の《ティムールの剣歯虎》に似た能力、cipで格闘と攻撃誘発で置物破壊と腐ることはまずない1枚。
《大渦の放浪者》的にはコンボ以外ではバニラになりがちな剣歯虎と入れ替えたいところだけど、人間限定って結構ネックで別の枠空けた方がよさそう。
そういやゴジラvs.コング、そろそろ予告とか来るのかな。楽しみだ。

・《怪物の代言者、ビビアン》
PWの常在型能力このまま続ける感じ?
続唱の不正はできないけど保険かけるくらいはできる。
手札から唱えるなら《パリンクロン》1枚でコンボパーツが揃ったりも。

・《領獣》
1マナとタップでデッキトップから土地or1ドローの4/2/4。
変容コストが2マナと軽い。ワンチャン出番あるか。

・《悪魔の職工》
タップ&生物サクって緑ゼニスっぽいことができる2マナ生物。
サイズが優秀なためか評価も高く、予約時点でのトップレアらしい。
…正直それほどか?と懐疑的。起動型能力はソーサリータイミング限定だし、火種の1マナも別途必要。
サクリファイス系デッキなら強いのかな。
サーチ先やサクる生物が豊富な環境では有能。
とりあえずプローシュには採用。

・《創造の歌》
まぁまぁ強いことが書いてあるエンチャント。
構えることが少ない《大渦の放浪者》なら採用できるか?
やりようによってはチェインコンボを狙えそうな1枚。

・《思考の旋風》
非生物スペルを唱えるたび1ドローするエンチャント。
色以外は強い。

・《常智のリエール》
各ターン最初に捨てたカードを帳消しに補填する能力が目を見張る。
狂った枚数引けそう。
墓地も肥えるし《死の国からの脱出》コンボ辺りがねらい目か?

・《眷者の神童、キナン》
土地以外から出るマナを+1する能力と、デッキトップ5枚から人間でない生物を踏み倒す能力を持った2マナの伝説クリーチャー。
この手の能力にしては珍しく無色マナも増える。《玄武岩のモノリス》で無限。
《波止場の恐喝者》とは剣歯虎がいなくてもめちゃくちゃ出来る組み合わせだし、こいつ自身を統率者にせずとも、ティムールカラーの統率者ではしばしば見かけることになりそう。

・《願いの頂点、イルーナ》
キングギドラ!
変容するたびデッキからパーマネントがめくれるまでガチャする5/6/6飛行トランプル。
《変身》っぽい運用が思い浮かぶが、割に合わない感じ。
使ってみたかったなー。

・《死の頂点、ネスロイ》
ビオランテ!
5/5接死絆魂ボディに変容でパワー合計10以下になるようにリアニメイト。
これだけ豪快ならコンボにせよパワー0のハイドラ辺りを釣ってブン殴るにせよ、統率者領域からの能力起動で勝てるという面白い個性になりそう。
問題は墓地っていう見えてる領域にそれなりな準備が必要なところと、止めるポイントもバレやすいところかな…。
イラストがあまりに美麗だったのでいずれ組みたい。

・《永遠の頂点、ブロコス》
スペースゴジラ!
墓地から変容できる6/6トランプル。
どう見ても多人数戦向けではないが、BUG昂揚辺りでオタクカードとして忍ばせるのは楽しそう(趣味)。

・《イルーナの神話》
トークン生成+3色払うと格闘。
《賢いなりすまし》と一長一短で、でも生物であるメリットを求めるなら緑含むデッキだろうし、こっちは色が使いづらそう。

・《ブロコスの神話》
墓地からパーマネント2枚回収+3色払うと《納墓》。
そこそこ強そう。ムルドローサ辺りで出番があるかも…?
自身を追放したりしないのも高評価。

・《出現の根本原理》
サーチ先を唱えられる《直観》…のようなもの。
撃てば勝てるが、勝てるようにデッキを構築するとノイズが重そう。

・《発生の根本原理》
《セルヴァラの暴走》や《書かれざるものの視認》みたいなのを求めてたらドンピシャなのが来た。
続唱してめくりたい。

・《眠らせる矢》
ブレイゴ用のゴミ。
ゴミの中では結構優秀な方。

・《眷者の居留地》
無色や緑系の殴りジェネラルでは貴重なドローソースになりそう…?


◆相棒

・《空を放浪するもの、ヨーリオン》
相棒条件はデッキを20枚厚くすること。
青白でブリンク…はそそられるけど、デッキ枚数が固定されてるEDHでは相棒としては使えなかった。ざんねん。

・《夢の巣のルールス》
相棒条件はデッキ内の全パーマネントのCMCが2以下であること。
FoWとかは使えるし、下環境だとほとんどデッキ弄らずに採用されうるんじゃないかコイツ。
虚空から3/3/2絆魂が出てくるのは普通にキツいというか、相棒とか関係なく普通に強そう。

・《深海の破滅、ジャイルーダ》
相棒条件はデッキ内の全カードのCMCが偶数であること。
ガイガァァァァン…起動ォォォォオオッッ!!!(CV: 北村一輝)
FINAL WARSの登場シーンだけでも観てみてほしい。

・《呪文追い、ルーツリー》
相棒条件は土地以外のハイランダー構築。
いや強すぎでしょ…と思ったら即EDHで禁止されて笑った。そりゃそうだ。
でも相棒として指定するのを禁止、ではないんですねー。
デッキ内とか統率者としてなら中々楽しそうに思えたんだけど。

・《黎明起こし、ザーダ》
相棒条件はデッキ内の全パーマネントが起動型能力を持つこと。
常在型能力として全起動型能力のコストを(2)軽減する。
赤白の伝説なのに…脳筋じゃないだって…?
EDHで相棒として見かけるのはコイツくらいになるだろうか。統率者としてもこの色ではトップクラスのポテンシャルが見える。期待。

・《湧き出る源、ジェガンサ》
相棒条件は単色複数シンボルの禁止。《歩行バリスタ》とかもアウト。
ニヴ再誕は唱えられるが白日は無理です。
あとこれは読み飛ばしていた自分が悪いんですが、60枚構築でもEDHのように76枚になると思ってたんですよね。
サイドボード圧迫するんかいな。没や没。


◆統率者2020

・《激情の後見》
統率者をコントロールしていればタダで唱えられる《否認》。
シングルシンボル3マナで素撃ちも出来る。
強い。

・《高潮のバラクーダ》
瞬唱があればな…ってそれはテフェリーか。

・《致命的なはしゃぎ回り》
統率者をコントロールしていればタダで唱えられる単体追放除去。
デッキにもよるが、黒パクトや《殺し》の枠の大半はこれになりそう。
強い。

・《種の専門家》
プローシュ辺りは強く使えそう。
でもドラゴンストーム型だと使わないかな。

・《扇動する蟻》
アニマー辺りは採用もアリ?(激うまギャグ)

・《変更はたき》
統率者をコントロールしていればタダで唱えられる《偏向》。
赤いし《分流》の方が正しいか。
ただしシングルシンボル。能力も曲げられるし複数の対象をとっていても曲げられる。それ別物やんけ!
強い。

・《林間の才獣》
緑のドロソとしては軽いし追加のマナ要求とかもないしで中々。
ただ緑単で容易に何度も達成できる条件ではないし、相手の恩恵も大きそうだしで微妙かなぁ。

・《ぬめる化け眷者》
コスプレおばさん。瞬速で対象の生物に呪禁カウンターと、他の生物から任意の数のカウンターを移動する。
4マナとやや重いものの、緑系の殴りジェネラルにとってインスタントタイミングの永続呪禁付与は待望の1枚ではなかろうか。

・《嵐呼びのカラマックス》
各ターン最初に唱えるインスタント呪文をコピーする。ただし自身がタップ状態のときのみ。
位相が条件にあるからか本体が4マナと軽い。
召集とかと組み合わせて悪いことできそう。

・《光明の不可思議、タヤム》
かわいい。
複雑っぽいテキストだけど、たぶん見た目よりは簡単に無限に入れる。
《献身のドルイド》と《療治の侍臣》コンボっぽいことしてそのままデッキ全部掘って、あとは勝ち手段をどうするか。
スピード勝負仕掛けるよりかはデリーヴィーみたいな構築になるのかな?正直ネスロイよりは面白いデッキになりそう。

・《のたうつ嵐、ザイリス》
中々強力なドロー能力を持つが、デメリットとして相手も引いちゃう。
ナーセットや《囁きの狩人、しさ斗》でロックするか、いっそ開き直ってパーフォロスとか置いて、TTとかWoFとかでブチ抜くのもアリ。

・《魔力景の屈折体》
戦場にある全ての土地の起動型能力を持つ、マナファクトみたいなやつ。ただしタップイン。
ワクショから投げたい。

・《双晶の杖》
呪文のコピーを+1回するアーティファクト。
悪用は出来そうだがオーバーキル感が否めず、《パンハモニコン》みたいになりそうだなーという印象。

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多かった。
目玉はやはり統率者をコントロールしていればタダで唱えられるサイクル。
統率者としての有望株はタヤム、リエール、キナン辺りか?
共闘は…まぁ…はい…。

相棒は…どうなんですかね。
少なくともEDHではあまり見かけることはなさそうですが。


フレーバー的には魅力あふれる次元で大変よい。
ただ変容、思ってる以上に複雑そうでネスロイとか組むなら勉強が必要そう。

とりあえずデッキ弄るのは19日?の禁止改訂を待ってからということで…。
フルスポ出たので。
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/theros-beyond-death
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・《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》
+1/+1カウンターが乗るエンチャントって何…?って思ったら自身らのことなんですね(顕現してない神)。
バリスタで無限コンボ成立。色拘束もゆるいし今後は警戒が必要そう。

・《ヘリオッドの介入/Helio’s Intervention》
《力ずく》を彷彿とさせるが、インスタントだしエンチャントも割れる。
もう片方のモードは殆どインクの染みだけど、総じて強いなという感想。
EDHではそこそこ見かけることになりそう。

・《海の神のお告げ/Omen of the Sea》
ブレイゴ史上最強のキャントリップゴミ。
瞬速が多分いま評価してる以上に優秀。
このまま定業とブレストver.も刷ってくれよな。

・《タッサの介入/Thassa’s Intervention》
《衝動》っぽいのと《中略》っぽいののお得セット。
60枚構築なら普通に使われそう。
ブレイゴの《明日からの引き寄せ》と入れ替えてみてもいいかな。多分抜ける。

・《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》
シェルドン見てるか!??!?
ハルク爆発させて《呪文探求者》、《ブラッド・ペット》、これで勝てるようになってしまった。
誘発してから除去で信心を枯らすのは現実的ではないし、枯らしたところでライブラリを増やす手段なんて尚のこと。
対策しづらいのに加えて構築段階でデッキから相当な数のゴミが抜けるわけで、残りのパーツも単体でちゃんと仕事するし、いや何かもう。
手持ちのデッキでもハルクフラッシュ戻して試してみたい。
ついでに種族ウィザード。何なんだこいつ。

・《急嵐のトリクス/Thryx, the Sudden Storm》
《大渦の放浪者》カードか…?と思ったがそうでもなかった(《呪文詐欺》とか腐る)。
後引きしても困らないマナ加速ではある。

・《旋風のごとき否定/Whirlwind Denial》
ウルトラフラスターストーム。
打ち消しじゃなくて追放だったら使ってたかも。

・《墓破りのラミア/Gravebreaker Lamia》
cipで《納墓》+墓地から唱えるコスト軽減。
バルソーやムルドローサが喜ぶ。

・《死の国からの脱出/Underworld Breach》
ヨグウィル。ただし唱えても墓地のまま。
なんで…?
《直観》やLED辺りと組み合わせるとバグり始める。

・《終わりなき巣網のアラスタ/Arasta of the Endless Web》
五陣前衛。
季節コントロールの空がガラ空きなのが気になっていたので採用を真面目に検討中。

・《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》
《踏査》+《虹色の前兆》。ヴァラクートこわれる。
アミュレットタイタンに1枚は欲しい。
ドリュアスとか言いながら中年のオッサンみたいな見た目してるの腹立つ。

・《鋭い目、ナイレア/Nylea, Keen-Eyed》
ひと回り小さくていいから3マナだったら…。

・《ナイレアの介入/Nylea’s Intervention》
《森の占術》+飛行生物除去。
もう一声欲しかった…けど人間食べ食べカエルとか喜んでそうね。

・《ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient》
緑神話レア特有の知能指数5みたいなカード。
《パリンクロン》や《召し上げ》のお供として出番はあるかもしれない。

・《夢さらい/Dream Trawler》
60枚構築で使ってみたいなと思いました。

・《運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny》
死儀礼の神。
後引きしても腐りにくいマナ加速ではある…あるが…地味すぎるな…。

・《エイスリオスの番犬、クノロス/Kunoros, Hound of Athreos》
3つ頭の能力3つ持ちワンちゃん第2弾。
黒単になってほしい。

・《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》
イラスト1枚にこれほど心を動かされたのは始祖ドラゴン以来です。
そういや今エキスパンション、ハイドラはこいつだけなんですね。少ない。

・《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》
《大渦の放浪者》カードとしては3点ゲインが意味うすいし、
アミュレットタイタンとしては色拘束のキツい《探検》だしで手持ちのデッキとは微妙に合わないと思う(手のひらセット)。
ジェネラルとしての性能は期待できないかな。
たまくつ指定巨人を緑タイタンと、指定エルダーをザカマと共有できるのはかっこよさそう。かっこいいだけ。

・《青銅の剣/Bronze Sword》
イラストがすごくミラディン剣っぽい。

・《ニクスの睡蓮/Nyx Lotus》
派手だけど茶色いデッキって信心稼ぎにくいしうーん。
あざみとかワンチャン。ほんとか?

・《影槍/Shadowspear》
色々書いてあるけどどういうデッキで使われるのか分からん。
こんなの刷るならロータスコンボ許しておくんなんし…。


────────────────
ざっくり。
流石はテーロス、フレーバーに富んでいる。
オタクはギリシャ神話が好き。

いくつかブッ壊れたカードが見受けられましたが、どうなることやら。

エルドレインでいう《めでたしめでたし》のようなストーリーのオチを描写したカードもなかったですし、ヘリカスとかタイタンとか話の顛末も気になるところ。
思考整理がてら。
毎セットのようにいろいろ貰ってて枠がない。本当にない。
これ書いてる現在(2019/12/01)のリストはこれ。

◆統率者…1
──
《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》


◆マナ加速…19
──
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
《発展のタリスマン/Talisman of Progress》
《精神石/Mind Stone》
《友なる石/Fellwar Stone》
《思考の器/Thought Vessel》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
《面晶体の記録庫/Hedron Archive》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《隕石/Meteorite》


◆ドロー…13
──
《前兆の壁/Wall of Omens》
《広がりゆく海/Spreading Seas》
《麻痺の感触/Stupefying Touch》
《サーボの網/Tsabo’s Web》
《胆液の水源/Ichor Wellspring》
《錬金術師の薬瓶/Alchemist’s Vial》
《予言のプリズム/Prophetic Prism》
《黄金の卵/Golden Egg》
《ギルド球/Guild Globe》

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《Mystic Remora》
《明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow》
《Timetwister》


◆サーチ…9
──
《捧げ物の魔道士/Tribute Mage》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《加工/Fabricate》
《Transmute Artifact》
《作り直し/Reshape》
《発明品の唸り/Whir of Invention》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》

《呪文探求者/Spellseeker》
《商人の巻物/Merchant Scroll》


◆カウンター呪文…9
──
《否定の契約/Pact of Negation》
《白鳥の歌/Swan Song》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《マナ吸収/Mana Drain》
《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》
《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
《否定の力/Force of Negation》
《意志の力/Force of Will》
《Tidal Control》


◆追加ターン…5
──
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《時間のねじれ/Time Warp》
《瞬間の味わい/Savor the Moment》
《運命のきずな/Nexus of Fate》


◆除去…4
──
《反射魔道士/Reflector Mage》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《迫撃鞘/Mortarpod》
《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》


◆妨害置物…5
──
《歩哨のトーテム像/Sentinel Totem》
《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
《からみつく鉄線/Tangle Wire》
《停滞/Stasis》
《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》


◆その他…8
──
《賢いなりすまし/Clever Impersonator》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《Copy Artifact》
《鏡細工/Mirrormade》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》

《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》


◆土地…27
──
4:《島/Island》
1:《平地/Plains》
《Tundra》
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
《雲海/Sea of Clouds》
《広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse》
《統率の塔/Command Tower》
《家路/Homeward Path》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《Mishra’s Workshop》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《発明博覧会/Inventors’ Fair》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》

あとエルドレイン実装時にクリーチャータイプに貴族/Nobleが追加されました。
何か影響あるんかな。なさそう。


◆ゲームの方針
──
必要なのは《ストリオン共鳴体》+計2マナ以上出るアンタップインのマナファクト。
 サボタージュ能力のブリンクが誘発
 →《ストリオン共鳴体》でコピー
 →コピー解決、土地以外がアンタップ状態で場に戻る
 →スタックに乗ったままのオリジナルのブリンク誘発を再びコピー
 →以下ループ
で無限ブリンク成立となり、マナファクトから3マナ以上出るなら戦闘フェイズ中にのみ使える無限マナ、他cip能力を持ったパーマネントで勝利となります。

ブレイゴがいないと始まらないので、2t目に着地できる初手をキープしたい。
除去されても再キャストはある程度容易ではある。
しんどいのはタッパーの類。あまりいないけど。バントの鳥とか天敵です。
デッキの構成上ヘイトが集中しやすいので、ロックに持ち込むタイミングはよく見極めること。


◆採用カード解説
──
いくつかピックアップ。

《隕石/Meteorite》
──
無限ブリンク時のメイン勝ち筋。
これが追放されても他に手段はあるので、マナに余裕があるなら、マナクリやブレイゴでは殴りたくない相手のPWの忠誠度を削るため(※PWを殴ってもブリンクは誘発しない)、出し惜しみせずさっさと投げます。

《前兆の壁/Wall of Omens》他、cipキャントリップ群
──
今のところ9枚。ゴミも質を求める時代。
エンチャントでもいいからcipのついでに占術2できて、瞬速もついてるようなのがあればなー(?

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
──
おなじみ汎用パーツですが、無限ブリンクが成立する場合、
 ブリンク誘発に対応して独楽のドローモードを起動
 →解決前にブリンク誘発を《ストリオン共鳴体》でコピー
 →コピー解決
とスタックに積むことで、別オブジェクトとして場に戻り無限ドローとなります。

《捧げ物の魔道士/Tribute Mage》
──
CMC2をサーチする《粗石の魔道士》の亜種。
コンボパーツである《ストリオン共鳴体》のほか、すね当て、カストムや《迫撃鞘》等の妨害、キャントリップゴミの引き増しにも。
この辺を採用せずより尖らせるなら《粗石の魔道士》のがまるいと思う。

《呪文探求者/Spellseeker》
──
青チューターとかと違って直接手札に加えるのが強み。
主なサーチ先は、
・無限ブリンクは成立したがキャントリップ置物がない
 →《明日からの引き寄せ》
・ほぼマウント取れたから勝ちを盤石にしたい
 →《ドビンの拒否権》
・目障りなパーマネントが場にある
 →《サイクロンの裂け目》
・バウンスじゃなくて恒久的に除去したい
 →《発明品の唸り》から《イシュ・サーの背骨》etc.
・あと1ターンあれば勝てる!
 →《商人の巻物》から《運命のきずな》
などなど。

《商人の巻物》
──
twitter で見たときは(正気か…?)と思った1枚。強かった。
役割としては《呪文探求者》に近いユーティリティカードだが、《運命のきずな》に繋げられる点と《交錯の混乱》でこれと相互にサーチできる点が大きく評価される。

《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
──
デッキリストではカウンター呪文の項に書いたけど、大抵は変成の方で使います。

《Tidal Control》
──
このデッキで一番よくテキストを確認されるカード。
たまに旧絵の《Mana Drain》と間違えられて(何…?)みたいなリアクションをされる。
累加アップキープをブリンクで踏み倒すことにより、赤と緑を半永久的に封殺することが可能。
マナを立てる必要がなく、《夏の帳》にも対応でき、採用しているカウンター呪文をすり抜けがちな《刻み角》も打ち消せる。
よく勘違いされるのですが、《相殺》と違って刹那呪文、具体的には《クローサの掌握》には対応できません。

《迫撃鞘/Mortarpod》
──
無限ブリンク時の勝ち筋、兼マナクリプチプチマシーン。
ティムは装備したクリーチャーの能力であるため、ヌルロ熊もブリンク込み2発で処理できます。
1枚でパーマネントを2つ用意できるため、鉄線との相性も◎

《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
──
強いんだけどウルザとか《迫撃鞘》とアンチシナジーしてて抜くか迷ってる。

《からみつく鉄線/Tangle Wire》
──
陰険根暗カードその1。
ブレイゴはキャントリップゴミを始めとしたタップアンタップの位相を問わないパーマネントが多いため、影響は遥かに軽微なことが多い。
デッキに5つもあるコピーパーマネントでどんどん増やそう。

《停滞/Stasis》
──
陰険根暗カードその2。
鉄線と組み合わせ、維持コストをブリンクして用意することで盤面を掌握できる。
これ使うときはブレイゴにすね当てを装備しないように注意。

《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
──
陰険根暗カードその3。
常在型能力により妨害の圧が格段に弱まり、鉄線ロックをアップキープに逃げられる心配もなくなります。
何故か-3能力に1ドローがついてる。
+1能力も戦闘中ありあまるマナで追加ターンを唱えられたりするので、フレーバーテキストにはなってないです。

《賢いなりすまし/Clever Impersonator》他、コピーパーマネント
──
主に鉄線を増やしたり相手のジェネラルをコピーしたり。
-1/-1カウンターでブレイゴのパワーをゼロにされたり鹿にされたとき、オリジナルを統率者領域に戻しつつ速攻持たせてブリンク誘発、みたいな使い方も。

《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
──
マナ加速、リソース、フィニッシャー全ての役割をこなす切り札。
色マナに困窮しがちなこのデッキにとってキャントリップゴミや無色しか出ないマナファクトから青マナを生む能力は大変ありがたく、ヌルロを置かれていても大量のマナから《発明品の唸り》を経由して背骨を叩きつけることが可能。
トークンもそれなりなサイズになるため、打点の高いクリーチャーからライフを守ったり、何なら殴りプランすら取ることもできる。
戦闘時インスタントタイミング限定のマナの吐き先としても優秀で、Maximum Powerランクに位置づけられるだけのことはある。


◆不採用、採用候補カード

《モックス・アンバー/Mox Amber》
《切望の宝石/Coveted Jewel》

《他所のフラスコ/Elsewhere Flask》
《迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《太陽のタイタン/Sun Titan》

《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《金属の叱責/Metallic Rebuke》

《時間の熟達/Temporal Mastery》
《ゴンティの霊気心臓/Gonti’s Aether Heart》

《至高の評決/Supreme Verdict》
《異形化するワンド/Transmogrifying Wand》
《パララクスの波/Parallax Wave》
《権威の行動/Act of Authority》
《スランの崩落/Fall of the Thran》
《現実の酸/Reality Acid》

《第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth》

っていうタイトルにしようと思ってたんだけど、午後休とってディズニー版ボーボボ(※アラジンのことです)を観たら吹っ切れたので長文でも何でもないです。


0. 出てくることば!
Sheldon Menery
 -> レベル5ジャッジ。 Commander Rules Committeeを率いるえらい人だよ。
 -> ワインが大好き。
Ron Foster
 -> 同じくRCのひとり。
 -> 今回の騒動は彼のツイートに火がついちゃったことから始まる。
cEDH
 -> competitiveのcだよ。casualでもcommanderでもないよ。

1. 経緯!
禁止改訂がありました。
CARDS
Paradox Engine is banned
Iona, Shield of Emeria is banned
Painter’s Servant is unbanned

内容はいいんだ。
発端となったのは、Ron Foster氏のこのツイート。
なお、Sheldonが率いるルール委員会はあくまで多人数の統率者のことを考えています。いわゆるcEDHは別物なので視野に入れていません。
https://twitter.com/RonMFoster/status/1148463679769210880

おや?EDHって3,4人でやるものだよな…?
ここで「RCはcEDH=1v1の統率者戦って認識なの?」との質問に、彼は
欧米では、確かにcEDHは1v1で行われることが多いです。同じデッキを多人戦で使う人もいますが、基本的にそれに最適化していません。(まぁ、大抵の場合瞬殺コンボになっているので相手の数はあまり関係ないかも?)
https://twitter.com/RonMFoster/status/1148667953560182785

??????????????

2. お気持ち!
1枚目
ハルクフラッシュを解き放っておいて「無限コンボを懸念しています」とは何だ、とか前から言われてはいたんですけども。
エアプですらなかった。想定している前提が違った。

cEDH(競技志向)って言っても公式フォーマットではないので、勝ちにどん欲な、いわゆる"ガチEDH"と同義語くらいの認識でどうぞ。

EDHもMTGなわけで、競技志向であれ娯楽志向であれ、最終的な目的は勝つことなわけです。
負けたけど楽しかったゲームはあっても、負けたから楽しかったってゲームってないでしょ。
他のフォーマットのプレイヤーがそうであるように、cEDH勢もデッキリストを練り練りしてたの。
それをよりにもよってルールを決める人たちに足蹴にされてしまった。そりゃいい思いはしないわけで。

2枚目
ここでひとつ、普段EDHをしない方にありがちな誤解を正しておきたいのが、
「別に海外はカジュアル志向で、cEDHも1v1でやってるわけではないよ」ということです。
アプローチの仕方によっては向こうの方が研究が進んでいるものもあるくらいで、対戦相手が複数いるとアンタップインされるバトルボンドの土地なんかも海外のリストでも見られます。

「じゃあ自分たちでルール作ればいいじゃん」

今回俎上に載ってるが、これ。
簡単に言ってくれますけど、そのルールが公平であることを何が担保するんだ?という話。

「うちの店のレガシーではチャリスともみ消し禁止ね」とか「モダンやるけど物あさりと活性とバイアルは使っちゃだめだよ」とか、そんな場にわざわざ人集まると思う?

最終的な判断を下すのが人であれ、個人の感情を認識できないレベルまで薄めないとみんな納得してくれないんですよ。
その"適切な禁止リスト"を決める人選は?周知する方法は?誰が改訂をしていく?
そして勿論、身内だけでなく時には知らない人とも卓を囲みたい。
その時のルールはどうしようか。

3枚目
「じゃあ公式準拠でやりましょう」がまるく収まるのに、その公式がグラついてるから炎上してる。
《変幻の大男》は解禁されてから、少なくとも私が見ているところで余り暴れていないようです。私も早速《まどろむ島、アリクスメテス》のデッキに入れましたが、《閃光》はないので戦闘か格闘以外にサクれる手段がなく、殆どの場合《円環技師》とか《ヤヴィマヤの古老》とかしか出さないんです。
https://twitter.com/RonMFoster/status/1149131504041070592

火に油。マジか。
それ「《トリスケリオン》唱えるくらいにしか使わないからレガシーでワクショ解禁するよ」とか「《時間の熟達》が楽しそうだからレガシーで青チューター解禁するよ」レベルの発言なんですけど、理解していらっしゃるのかしら。

禁止カードはガチ準拠で決めるべき、とこれは強く、信じています。
カジュアルなコミュニティはカジュアルであるがゆえに情報の代謝が穏やかであり、サンプル数が少ない傾向にあるからです。

そのうえで追加の制限を設けるべきと考えるのであれば、コミュニティのカジュアル度合いに適した自分たちの禁止リストを決めるべきです(それは恐らく明文化されるものではなく、リストの作成が低コストな、忖度による暗黙の了解となるでしょう)。
さもなくば、その逆は舐めプになりかねません。

4枚目
偏見になりますが、彼らの危惧する「プレイヤー一人以上ゲームができなくなる」状況とはカジュアルチックな非コンボ環境でこそ頻発すると考えています。
それは例えば《憎悪》で1人退場させるもリソースが尽きたスキジリクスであったり、それは例えばロケットスタートを切るもクリコマがめくれるに留まり、返しに全除去を撃たれたナーセットであったり、それは例えば、それは例えば。

少しは気にかけてくれたのか、Commander Rules CommitteeがEDHユーザーへ向けたアンケートを用意してくれました。
https://www.mtgnexus.com/viewtopic.php?f=24&t=500
けど正直なところ回答結果を開示してほしくはなかった。
民意で禁止を決めるのはやめてくれ。
ガチとカジュアルをたった2つに分けるなんて無理がある。
どう転んでもいいことないぞ。

3. 蛇足!
マナクリプトやソルリング禁止に票を入れてる人が数多くいてカルチャーショックを受けてしまった。

実はMTGって緑以外でファクトに頼らずマナを伸ばすのってめちゃくちゃ難しいんですよ。実は。
この辺禁止しちゃうとそれこそティムナ&トラシオスみたいな軽くてヤバいジェネラルが蔓延ることになるけど、大丈夫?

前者は持ってるか否かで差が大きすぎる…とかの理由ならわからんでもないとして。いやわからんけど。
ソルリングは…何だ…?引けたかどうかで差が大きいからとか…?
マナクリプト持ってないならモックスとかも不採用ってことなのかな…わからん…何も…。


4. ここまで読んでくださったEDHプレイヤーでない方へ

ちょっと炎上中で良い印象を持たれていないかもしれませんが、EDHも何だかんだ楽しいですよ。
いやほんとに。
最近はpauperも公式化された。
でもEDHは毎年構築済みが出てるんだぞ!(何の話?

身内卓でやるなら、別にプロキシでもいいんだ。
「どうせカジュアルフォーマットなんだから」ってことばは、こういう時に使いたい。
タイトル通り。
https://magic.wizards.com/ja/products/modernhorizons/cards
特に記述がなければ大体EDH用。"モダン"ホライゾンって言ってるだろ!
────────────────


・《永劫のこだま/Echo of Eons》
令和のTT。
本家とセットで使うようなものでもない…と思うけど、本家を持ってないんだし一応…貧民なので…。

・《否定の力/Force of Negation》
ピッチ否認。打ち消した先を追放する。
おまけの効果がハイランダー構築では結構えらい。レガシーではどうだろ、ミラクルでも使うのかな。
《Tidal Control》含めて今ブレイゴには打消し8枚とってて、もう1枚あってもいいかなって思ってたので枠を検討中。

・《ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged》
タルキールの包囲サイクルっぽい。
いずれ《タルキール覇王譚》とか《タルキール龍紀伝》とかって英雄譚エンチャントで刷られたりするのかね、なんて思ってみたり。
書いてあることは《効率的構築》っぽい。
後述のウルザ用に1枚欲しい。

・《捧げ物の魔道士/Tribute Mage》
Trを冠する魔道士の系譜、ついに実装されたCMC2版。
私は君を待ち望んでいた!
《ストリオン共鳴体》の他、キャントリップゴミが大体2マナなので引増しにつながる。ついでにカストムとかも。

・《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
青茶系なのにヌルロを使えて、《静態の宝珠》や《冬の宝珠》でスタックスに寄せられるのが自分好みっぽい感じ。
《ウルザの後継、カーン》と同じファクトの数を参照するトークン生成に《トレイリアのアカデミー》と同じファクトの数だけ青マナを生む能力、起動型能力は《束の間の開口》とフレーバー的にもエモエモのエモ。
《パラドックス装置》を使ってみたかったのと、単色ジェネラルをひとつ持っておきたかったのでちょうどよかった。
問題はお値段…。

・《明日の見張り/Watcher for Tomorrow》
CIPで《衝動》。ブレイゴでワンチャン…?
こいつ使うくらいならナーセット採用したい。

・《炎の拳/Fists of Flame》
単眼コンビ用に。
しばらく使ってないから要調整。

・《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
ヌルロ熊。
忠誠度能力が役に立たずほとんど使われなかったWARカーンと違い、こいつは嫌になるほど見ることになるでしょう。
緑だし生物だし、今までヌルロ使ってたジェネラルのあらゆるサーチから出てくる。
ブレイゴ的には《迫撃鞘》戻すかな…って感じ。
プローシュ的にはヌルロに枠割きたくなかったので助かる。ボ城とかあるとはいえ、邪魔になったらサクる手段には困らないし。

・《活性の力/Force of Vigor》
EDH以上にモダンとかで使いたいカード。
月の上から割る手段ができたのは嬉しい一方、「護符と秘宝を対象で」とか言われるとあったまってしまう。
とりあえず2、3枚は欲しいかな。
EDHでは手持ちのデッキで使うかは怪しい。死に直結する置物が多いからピッチなのは大いに重宝するだろうが。

・《呪詛呑み/Hexdrinker》
かわいい。

・《レンと六番/Wrenn and Six》
タフ1どかせてフェッチでアドも稼げるって普通にえらくない??
何に使うってわけではないけど、《ラムナプの採掘者》の枠の選択肢にはなりそう。
ウィンドグレイス卿がうらやましい。

・《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》
ブレイg…は氷雪マナ出ません。没。

・《モックス・タンタライト/Mox Tantalite》
アンバーは何だかんだ出番あったけど、これはさすがに…どう?
素キャストできない割られる《明日への探索》じゃん。
伝説にして待機もうちょい減らした方がモックスらしい強さがあって…モダンとかだと危ないか。

・《確信のタリスマン/Talisman of Conviction》他
ついに実装された対抗色タリスマンサイクル。何年待ったよ!
特に青赤と白絡みは何枚か持っておきたい。

・《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
《相殺》とかBtBとかレモラとか《停滞》辺り通るまで連打できるのは面倒そう。
色マナ出ないけど一応アンタップインだし、ワンチャン?

・《育成泥炭地/Nurturing Peatland》他
プローシュから玉璽抜いたところだったのに悩ましいのが来てしまった。
枠ないんだよね…赤いフェッチ減らすのもアリなのかも。
ムルドローサ用に2枚、アミュレットタイタン用に緑青を1枚は、とりあえず。

・《虹色の眺望/Prismatic Vista》
ウルトラ未開地。
特にミラクル用に欲しい。赤タッチだと…何枚いるんだろ。
《乾燥台地》とかいう基本土地以下の尻ふき紙とはオサラバ!


────────────────
ざっと並べた。
灯争大戦から激動の時代が続いてる。マリガンも変わるし何がどうなるんだ…。
プレリは両日とも仕事です。虚無。
始めました。

神話レアとかギルドリーダーには専用エフェクトがあるの、すごくスマホゲーっぽくないですか?

レート戦がメイン1本勝負なのはどうなのって気もしないではないですが、まあMTGとMTGAは別物ということなのでしょう。
いずれスマホでプレイできるようになったとしても、1ゲームに数十分とかかるようでは人口は増えないだろうし。
それならハースストーンやシャドバでいいやってなりそうだし、紙でやってる層もMOでいいやってなりそうだし。


専用エフェクトもカードプールを絞ってるからこそ出来るのであって、まあモダン以下の環境の実装はなさそうです。
pauperとかJFFとか少なくない興味があったんですけども。


今は配布3パックから出てきた《希望の夜明け》と、クラフトで作った除去をあるだけ詰め込んだ白単で遊んでます。

もっと1戦が短いデッキを組みたいところ。
興味あるのはURドレイクとか恐竜辺りなんですけど、サイドボードなしだと現行のリストを参考にするのも何か違う気がするんですよね。。。


友人曰く、「神話のワイルドカードはいずれ余る、土地のせいでレアのはいくらあっても足りない」とのことで、が、現状アンコモンすら足りてません。
さっさと《封じ込め》が欲しいし白青の構築済み貰えないかな。

いざ始めるとプレリの箱についてたらしいドラフト無料クーポンとやらがすごくもったいなく思う。。。
スリーブ詰め替えが面倒なので、持ってるやつでも買い足したい。
いずれも英版。メモ。


3 《瞬唱の魔道士》
1 《精神を刻む者、ジェイス》WWK
3 《沸騰する小湖》ZEN

3 《溢れかえる岸辺》ONS
1 《カラカス》LEG

《封じ込める僧侶》
《紅蓮破》ICE
《真髄の針》


禁止改訂でサイドどころかメインボードも変わりそう。
枚数わからーん…《狼狽の嵐》も足す必要ある??

サイド《思考囲い》でアンシー採用されてるリストも見かけたけど、さすがに手が出ないのでWUtRでいきたい。

ニクソスのイラストに惚れて組んだ、モダン参入時から使い続けてるデッキ。
実は当初は《起源の波》型でした。
→(https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0006597/
今のリストはこれ。
→(http://tetetete.diarynote.jp/201803031059479723/
参考にしたのはこの方の。
→(http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2074


・《東屋のエルフ》、《極楽鳥》
マナクリ。後半引くとンアアアアってなる連中です。
楽園の拡散を採用してる都合でラノエルではなく東屋を採用。マナ能力ではない。
極楽鳥はマナクリというよりはブロッカーだったりフィニッシャーだったりする場面もあり、後述するカードでパンプして空から殴ったり罠の橋を潜り抜けたりします。

・《漁る軟泥》
主な仮想敵はドレッジ、ストーム、グリセルシュート、死せる生、その他墓地利用全般。
除去が薄いこのデッキでは、ジャンドのそれのようにアグロ相手の仕事ができてるか怪しいところ。
3枠取った方がよさそう。

・《獣相のシャーマン》
除去の的。なので軟泥とか通したいときにデコイとして投げたりもする。
本当は証人辺りと一緒に上手く手札と墓地を調整したいんだけど、モダン環境速すぎてそんなことやってる暇ないんじゃない?ってのが本音。

・《絡み根の霊》
アグロプランの要兼肉壁兼信心稼ぎ要員。
こいつ2枚くらいと証人、あとガラク辺りで殴りきってしまうゲームも多々ある。リミテか??
プロモ版の絵が好き。光ってほしい。

・《永遠の証人》
このデッキでは生物よりフェッチや幽霊街、サイドインした非生物呪文を使いまわすことの方が多いです。
マナが潤沢にある場合、緑パクト→証人→緑パクト再キャスト→ry→ビヒモスで打点を確保したりも。

・《クルフィックスの狩猟者》
肉壁。緑単では貴重な(疑似)ドローエンジン。
うっかり死ぬとタルモのサイズが上がってしまう。

・《台所の嫌がらせ屋》
肉壁。
絵とイラストが好きじゃないのだけアレ。

・《カメレオンの巨像》
主な仮想敵はBG系、死の影、アンコウ。あとマナフラ。
環境が変われば抜ける…かもしれない枠。

・《酸のスライム》
置物除去枠。接死が優秀。
《再利用の賢者》でなくこっちを採用しているのは、サイド後に《石の雨》とランデスプランをとることがあるため。

・《原始のタイタン》
持ってくるのはニクソス+ケッシグ、もう引いてたら幽霊街とかフェッチとか。
スケープシフトやアミュレットコンボのそれほどではないし、複数引いても手札で腐りがちなので1枠だけ。

・《雲打ち》
主な仮想敵は親和、死せる生、《未練ある魂》。あと人間にもそれなりに。
ドミナリアのルール改訂でcipの2点をPWに飛ばせなくなったのがめちゃくちゃ痛い。
「any target」が日本語訳で「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」になるの、あまりにもテキストが汚い。

・《女王スズメバチ》
主な仮想敵はフェアデッキ全般。
飛行接死を5枚も並べれば大抵の生物は牽制できる。
これとビヒモスでワンチャン3ターンキルが狙えます。

・《自由なる者ルーリク・サー》
主な仮想敵はバーン、ストーム、アドグレイス、その他コンボ全般。死せる生の続唱にも刺さるか?
上記のようなデッキ相手には、ビヒモスやガラク奥義ではなくこいつの着地を目指す。

・《孔蹄のビヒモス》
切り札。


・《楽園の拡散》
対処されにくいマナ加速。色指定はほぼ緑一択。
土地が割られることがなさそうなら重ねて貼りたい。
「これ島になると剥がれますよね?」はマジでやめろ!

・《召喚士の契約》
よく探すのはビヒモス、ルーリクサー、スラーン、タイタン。
マナクリを焼かれると死ぬので土地を4枚揃えてから唱えましょう。

・《召喚の調べ》
契約がフィニッシャーを探すことが多いのに対して、こちらはシステムクリーチャーを持ってくることが多いです。
証人で使いまわして時間と信心を稼いだり、フィニッシュにあと一歩足りないときマナクリを探したりも。

・《原初の命令》
7点ゲイン&証人サーチで延命したり、バウンスと墓地リセットで面倒な非生物パーマネントをうやむやにしたり。
やや重いがド優秀なので枠が増えることもあるかも。
デュエルデッキ版のイラストで光ってほしい。

・《野生語りのガラク》
東屋拡散と動くと2ターン目に着地する。
拡散貼った森とニクソスがあれば何でもできる。奥義がすぐなのも偉い。強い。

・《情け知らずのガラク》
テキスト確認される率一位。
殴ってこないシステムクリーチャーを除去でき、裏返れば優秀な壁生成とサーチ能力もあって緑信心にとって噛み合いのK。


・《最後のトロール、スラーン》
主な仮想敵はコントロール全般。
ジャンドとか相手には不死身の壁にしたりも。
契約先を打ち消せばいいとでも思ったか?フッ馬鹿めアッ《神の怒り》はやめて。

・《呪文滑り》
主な仮想敵はバーン、呪禁オーラ。
以前はメインサイド1枚ずつだったのが、数減らしてサイドだけに。
防衛を持たないパワー0、あとタフネス4というのも地味ながら優秀で、壁になりつつ罠橋を突破しケッシグで殴りかつこともあります。

・《稲妻》
みんな大好き稲妻。殴り合えない生物にはとことん弱いデッキなのでサイドから焼きます。
余ったら本体。証人は瞬唱。

・《忌むべき者のかがり火》
切り札。
横に並ぶデッキ相手なら普通に唱えても戦場を掌握できる。

・《古えの遺恨》
主な仮想敵は親和、トロン、ランタンコン、アドグレイス。
緑主軸のデッキにおいて一対複数交換できるカードは貴重。

・《引き裂く突風》
主な仮想敵は親和、トロン、ランタンコン、呪禁オーラ。
忍び寄る腐食ではなくこちらを採用。インスタントだから墨蛾とかも割れるし、ライフを圏外まで逃がしてトップ感電破!死!ってケースを防ぎます。
ついでに狩猟者が死ぬ。

・《石の雨》
主な仮想敵はトロン、エルドラージ。ですけどマナ基盤が脆そうな相手に先手の場合はサイドインすることも多々。
酸のスライムや幽霊街、内にいる獣と合わせてランデスプランに。2t目に撃てると強いが中盤以降は腐ります。

・《内にいる獣》
万能除去。3/3トークンは無視できるわけじゃないですけどもっとヤバいのはもっと放置しておけないので。
稀に自分の絡み根に唱えてビヒモスの打点を底上げしたりします。

・《濃霧》
主に仮想敵はこっちより速いアグロ。魚とかエルフとか親和とかドレッジとか。
証人で使いまわせばそれなりに延命できるのであとは流れで。

・《真髄の針》
どうしても妨害札の薄いので。
PWやバイアル、爆薬、親和の頭蓋囲い、トロンの地図に忘却石とか色々。


ピン挿し多くて長くなってしまった。
本当は他の採用候補や白を足したときのメリットデメリットについて考えながら書くつもりだったんだけど、分けます。


18/06/10 最終更新

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